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                       CARPブログ

8/6 尻に火が点いたカープ

  7月中にはマジックが点灯するかと思われていたカープ。ところが
 ここに来て尻に火が点いてきました。

 巨人がまさかの7連勝。負けないのです。一方これと言ったエース不在のカープ。
 打線の爆発力で勝ってきました。

 それがちょっとタイムリー欠乏症に陥ると「あれ?」と言う疑問が選手の間に広がります。
 加えて左のエース戸田の突然の故障。寮で転んで手首を痛めたというとんでもない事件。
 予備の筈の中村恭平、九里が機能せず、福井も巨人戦以外はダメ。
 大瀬良、横山も復調は遠いといった状況。

 巨人にはまだ4.5ゲームあるとは言え、浮足立ったらないも同然
 真夏には平気で二桁連敗も有るチームです。

 この危機を救うのはなにか?

 ずばり、エルドレッドでしょう。

 今シーズン好調のスタートを切れたのも私はエルドレッドの影響が大きいとみています。

 何故ならばタイムリーが出ないときでもパッカ―ンという一発でゲームの流れを決めてしまう。
 選手の心理状況さえ変われば後は幾らでもタイムリーは出て来ます。
 実はCARPのMVPはエルドレッドではないのか。

 8/6のゲームもそう。二度の満塁で1本タイムリーが出ていればカープの圧勝だったでしょう
 それが二度とも3塁ゴロ併殺。
 他にもアンラッキーな打球もあって結局逆転できず。

 このまま心理的に追い込まれるのが最も怖い。
 まだまだ明日のゲームに勝てば一息つけます。

 今日ここでエルドレッドを一軍登録することが、カープにとっての最大のカンフル剤
 ではないでしょうか。


  8/11 菊池と新井の劇的サヨナラ勝ち

  快進撃を続ける読売巨人軍。これは日本ハムが驚異的な追い上げで
  ソフトバンクに肉薄したことと無縁ではありません。
  野球とは非常に心理的な部分が勝敗を左右するゲーム。日本ハムが
  連勝を続けたことによって巨人も「俺達にだってできる」と思い込ませて
  しまいました。

  そしてマツダで行われた先日の巨人3連戦。緒戦、2戦と巨人の1点差勝ち
  そして3戦目もカープが執拗に追い詰めるも、巨人得意のホームラン攻勢で
  またもや1点リードされて迎えた9回裏。ただカープにとって幸いだったのは
  巨人の投手が沢村に替わってくれたこと。
  前々日のゲームで赤松がタイムリーを浴びせていることから苦手意識は無くなって
  いました。

  そしていきなり西川がセンターへ大きな飛球。続く田中も大飛球。2死になったものの
  この日の沢村は打ち頃の球を投げていたようです。
  回ってきた菊池の打席。彼はHRを狙っていたようですが、其処へ絶好球。
  芯でとらえた捉えた打球は菊池に走ることを忘れさせたほど。
  レフト最上段への同点HRとなりました。

  こうなればもう流れは完全にカープ。
  四球選びが得意の丸はしっかり見極めてフォアボール。
  そして二塁打の多い新井の打席。長打が出れば二死ですからサヨナラです。
  新井の当りは勢いよくレフトへ。巨人の松本はもう飛び込むしかなかったのでしょう
  しかしグラブの先を抜けて後逸です。
  新井は二塁を回ったところで丸の生還を見届け、派手なガッツポーズ。
  やはり今年のカープは違うと思わせる一戦でした。

  巨人の勢いは未だ止まっていません。
  そして阪神戦では福井が2点に抑えながらの敗戦。
  しかし打てない日もあります。
  優勝チームだって60敗はするんです。
  岡田、戸田も間もなく帰って来るでしょう。
  投手陣の崩壊が無い限りは一つ一つ勝って行くだけです。

  巨人もその内、勢いが止まります。
  カープの方が遥かに貯金が多い ということを巨人に見せつける日は
  間違いなくやってきます。

  8/24 マジック点灯前夜
  毎日毎日、小説より面白いドラマを演じているカープ。
 まさに「そこまでは嘘っぽくてフィクションでは書けないよね」と思えることが現実に起きています。
 予想もしない逆転勝や信じられないほどの大量得点。
 去年までのカープとは一味も二味も違います。ここはまさに緒方監督の力量なのでしょう。

 その話は別の処で触れるとして、いよいよ8/23からの巨人との東京夏の陣
 3連戦で一つでも勝つか引き分ければカープにマジックが出ると言う状況。
 私も後楽園球場まで歴史的瞬間を見に行きましたが、流石に巨人の本拠地
 カープファンよりもジャイアンツファンの方が若干数で優ってるようでした。

 お楽しみグッズ付入場券と云うことだったので景品と交換に行ったところ
 品物はジャイアンツタオル。「他のチームのはないの?」と一応聞いてみたら
 「これしか扱っていません」と嬉しそうに返事するお姉さん。
 「なんだよ、強いチームのが欲しいな」と言った処「大丈夫です、勝ちますから観ててください」との事。
 いや、教育が行き届いているな。良い球場だ と感心しました。

 さて、ゲーム。何故か菅野でなくマイコラスの巨人軍。これは勝ったな と思った
 のですが、カープは拙攻の連続。3回を除いていずれも得点圏にランナーを出しながら
 ホームを踏めず。過去のカープにこんなゲームは無かったのではないか。
 得点圏で返せないというのは永年の伝統ですが、これだけチャンスを作ったのにという処が珍しい。
 こうなってくると1点勝負です。巨人よりカープの方がHR総数が多いのに、
 何故か不安がうずめきます。

 そして迎える満塁での丸。セリーグ一(もしかしたらプロ野球一)四球の見極めが上手い男。
 今日は一発でなく満塁での押し出し決着か と思ったのもつかの間、
 丸も自分のバットで決めたいと思ったのでしょう。
 打ち上げて凡フライ。

 そして今度は9回裏の巨人が一死満塁。万事休すと思った瞬間、村田の内野ゴロで ゲッツ−延長戦。
 よしこれで引き分けに持って行け と心が守りに入ったのは私だけでは無かったのでしょう
 伏兵脇屋の打球があれよあれよのHR。何が起きたのか心が納得しないまま、
 カープナインはベンチに引き揚げていく光景。

 このゲームを振り返ってみると、ジョンソンとマイコラスも良かったのかもしれませんが
 マジック点灯が掛かったゲームで両チームとも硬くなっていたのではないか。
 特にカープが硬くなっていたのは、石井コーチが「空気が重たかった」と証言しています。
 これが決定打不足の最大の要因。そしてこれに先に気づいたのが高橋由伸。
 二番手投手を替える際に、野手まで替えて脇屋を起用しました。
 どうせ沢崎は1イニングだから次の回の先頭打者でも良いのに、
 沢崎を2イニング投げさせる気かなと単純に考えてしまいました。
 そもそも両チームとも決定打が出ないのはレギュラー選手が出場しているから。
 このゲームの重みを知りすぎているのです。

 それに対して、準レギュラーならば打てなくて当たり前。
 打てば勲章です。失うものが何もない。
 そこに脇屋の活躍余地が有ったのではないでしょうか。
 今日のゲーム。カープも松山や会沢を先発させれば活路が開ける気がします。