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                       起業人の俳句よもやま話
  


          

  • 色あせしロシヤ毛布の旅寝かな  沙美
  ロシヤ毛布とはどういうものなのか判りませんが多分かなり分厚いか、特殊な織り
  方をしているのでしょう。ロシアと云う国家は歴史が浅く16世紀の成立。
  それまではモンゴル系の遊牧民族によって奴隷のような生活をしていたようです。
  それが独立できたのは鉄砲と云う火器の出現。それ以来民族は火器こそ
  が自立の道と思い込んでしまった様です

  • さわさわと霰いたりぬ年の市  禅寺洞
  東京で年の市と云うと世田谷のボロ市が有名です。今年の12月は土日と
 重なった仕舞ったので大変な混雑ぶりでした。名物の代官餅を求める
 行列の長かったこと。
 この句は東京ではなくどこかの地方都市を顕わしているようですね。
 
  • 煤籠り昼餉の時のすぎにけり 波津女
  煤籠りとはすす払いをしている間、老人や子供たちが別室に籠っていることを言い
 ます。しかしそれは昔の話。そこらじゅうに遊び場のある現代は逆に「煤逃げ」と言っ
 て、奥さんに掃除をさせ、その間パチンコに行ったり、競馬に興じたり、或いは飲み
 屋にいると言ったような句が増えています。

  • 水餅や混沌として甕の中  石鼎
  水餅とは正月に食べきれなかった餅をヒビが入ったり黴が生えたりするのを防ぐ
 目的で水の中に浸しておくことを指します。我が家では鏡餅が終わった後、それを
 割って水餅にしていました。当然ながらあまり長くやっておくと溶けてきますので
 その辺はほどほどにして食べましょう。

  • 冬薔薇かたくなに濃き黄色かな   かな女
  冬薔薇とは文字の通り冬に咲く薔薇を指しますが何処となく強さと孤独を感じさ
 せます。この言葉で思い出すのが、谷村新司の歌った群青。映画「連合艦隊」の
 主題歌でした。今でもこの曲を聴くと涙が出てきます。

  • たとふれば独楽のはじける如くなり 虚子
  これは喧嘩別れした河東碧梧桐が亡くなった時に詠んだ句だそうです。何となく解り
 ますね。よく親しみ、よく争った ということを言ってるようです。ぶつかってもまた近づ
 いて行ったという。亡くなったのは2/1 旧暦では1月なのでしょう。

  • 焼き芋と手品仕入れて怪我見舞い   けん梓
  手品バーへ行ってきました。人によって上手下手はあるものの、殆どの技に
 驚かされます。聴く処では数百の種を持っていると言うので、今日のお土産に
 初心者用の種を教えてくれない?とせがんで一つ仕入れて来て、早速病床
 でやってみた処、大喝采でした。

  • 何事もなくて春たつあしたかな  士朗
  今年は既に春一番のような風も吹き、すごく暖かな冬となっています。この分
 では、桜の開花も3月中旬となる事でしょう
 2/1以降の毎日の最高気温を累計していくと開花日が解るそうです。地球の
 温暖化は確実に進行しているようです。

  • 山焼やほのかにたてる一ツ鹿  白雄
  山焼とは奈良の若草山を焼く行事です。凍てつく野山を焦がす盛大な炎として
 毎年10万人が訪れます。若草山と云うと鹿の生息地ですが、その鹿たちは危険を
 感じて逃げるので無事だそうです。1月の第4土曜に行われます。